ペリリュー島って、知ってます?

2日連続の更新というのは初めて?自分でも不明な行動。しかし、ブログというジャンルが生まれたときは、短かろうが長かろうが、<毎日更新>というのが常識、だったような気がする。別の課金ブログ、会員限定ブログにも手を染めている私には、この<常識>を保っているものもある。


昨年、わが同業にして年下の人気ブロガーが亡くなった。彼は亡くなる数日前まで、自身のブログを毎日朝、更新していた。彼のブログは記事ブログであり、自身の著作活動に密接に関連していたから、いわば(アベちゃんみたい)毎朝の更新がルーティンだったのだが。


本年は、心密かに、<毎日更新>をめざす虫がわいていることを明らかにしたいが、最近指摘しているように、それを期したがために大いなる<停滞>がやってくる、予感の方があるので、宣言をするつもりはありません。ま、週に一度という縛りだけは自らに課していこう、そんなスタンスで。


日曜日に家人のリクエストで、文庫本を物色中に、久しぶりに小林信彦さんの週刊文春連載の『本音を申さば』シリーズの12巻目『映画狂乱日記』が文春文庫新刊で出ていたので購入。2015年の連載を一冊にまとめたもので、4年前の氏の映画三昧ぶりを確認できる。


人の映画三昧ぶりを読んで面白いの?と思われるかも知れないが、氏の映画漁りはトーキーの時代から現在まで時を選ばず、その背景までしっかり調べて書いているので大いに勉強になるのと、自分の年代に置き換える作業を自分ができるというのが結構楽しいことなのだ。


月曜、火曜と2日がかりでHBO制作のドラマ『THE PACIFIC』を見たのだが、小林さんの文章の中に、「ペリリュー島の血戦」という一文があり、ドラマの舞台となったガダルカナル、ペリリューについて書かれている。天皇ご夫妻がパラオへ慰霊の旅に出ることの意味を誰もが書かない手法で書いている。自身、パラオに自らの小説の舞台としての取材で1980年代に行っている。さらに、ウイリアムマンチェスター『回想 太平洋戦争』という膨大な戦史をひもといてまとめている。


『THE PACIFIC』は『BAND OF BROTHERS』と同じトム・ハンクススティーブン・スピルバーグが制作を担当する一編がほぼ一時間、全十話の大作、舞台はガダルカナルからペリリューと移動し、主人公も何人か入れ替わる、群像形式。クリント・イーストウッド硫黄島の戦いについて、アメリカ兵から見た『父親たちの星条旗』、日本兵から見た『硫黄島からの手紙』と同時に制作したのと異なり、徹底的にアメリカ兵側の視点をストイックに追求している。


小林さんの文章とあわせて見ると、より作品の意味が色濃くなる。今年の映画めぐりについて、幸先のいい出だしをすることができた。常は週刊文春の小林さんのコラムは書店で立ち読みですが、文庫本化すれば必ず買います。3、4年のタイムラグなんぞ関係ありません。昨年末、3週続けて大滝詠一さんについて書かれてました。数回、立ち読みを繰り返したことを記憶しています。