晦日の備忘録

晦日イブの日曜日、いつもと変わらず、朝から所用の家人が留守をいいことに、日曜の夜明けにオンエアの『菊地成孔の粋な夜電波』をradikoで、それが終わると土曜日夜更新の『マル激トーク オンデマンド』を見る。いずれも音量をかなり大きめで。


前者はこの回が、あの東日本大震災後の4月に始まってから8年にも及ぶ番組をなぜ終えるのか、そしてとっておきの選曲、最終回にしてもっともスリルあふれる内容。後者は<米のオピオイド危機は対岸の火事なのか>と題して、新たな麻薬種オピオイドについて未だに日本のメディアが取り上げないなかでの問題提起。

 

菊地成孔の言わんとすることは分かった、悲しいかな現実だ。一方で、この<悲しい現実>を直視し、鋭くメスを入れていく後者の神保哲生宮台真司コンビはこれからも一筋の藁だ。

 

関係ないが、後者の番組の中で、宮台真司氏が「ボクは帯状疱疹にかかり、腰の裏側の激痛に悩まされた時期があります。その際に処方されたリリカという鎮痛薬により劇的にその痛みが緩和されました」との発言にとてつもなく反応する私。

 

あけて大晦日の月曜日。机周りの<大掃除>を終え、家人と中目黒へ。30年来通っている<F庵>の蕎麦を食す。ビジネスタワーの2階にあるお店で、常はビジネスマンが押し寄せる。家族総勢で切り盛りする奇跡的なお店となり、味は勿論、客対応も素晴らしくなっている。安くて、うまくて、早い。


TSUTAYAとプレッセでレンタル&ショッピングの後、帰宅。年賀状としての素材はあるのだが、宛名記入&コメント記入をする気になれず、昨日購入した某ベストセラー作家の新刊文庫本を読み始めたのだが、思いのほか入りきれず、この午後に入ってからの停滞感はなにゆえなのか。

 

こういう繰り返しの一年だった。トントンと進み始めるがいつの間にか停滞している、年賀状書きを越年したから?そういうこともあるかも知れない、停滞に向かう瞬間、そのきっかけとなる瞬間があるのかも知れない。菊地成孔の言葉が気になる。その言葉の成り行きと、もう一度聞きたい曲を含めて明日、2019年元日に聞き直そうと思う。