暑さ、ではなく、熱さ

七夕7月7日あたりから、痛い熱さが続いている。私の生きてきた歴史上においても、これほどの熱い夏は初めてだ。夏(8月)に生まれたから、夏男を自認しているが、酸欠になりそうなほど夏いきれがこれほど強いのが特徴で、外出は渋ることになる。


渋谷の街なんぞ、人いきれがひどい、あれは若者でないと生存できない、それを実感している。昨夜も家人と待ち合わせて渋谷で外食、というのも駅ビルから一歩も出ずに、東横店の上のレストラン街のうまくもない、イタメシで、暑気払い、それが精一杯。


QOL関連で、サイクリングの許可が出されたが、もちろん、炎天下の街へこぎ出せという意味ではないことは自明。むしろ、水分を上手に補給できない傾向を指摘されているから、28度設定の空間でこのひとつきのたいていを過ごしている。


そんな拘束生活を彩ったのは、解禁となったクリント・イーストウッドの最新作『15時17分、パリ行き』、新潮クレストブック『戦時の音楽』(レベッカマカーイ、藤井光訳)という短編集。これで、熱い夏、をやり過ごせる、と思う。