ブルボン王朝

昨年の春以降、私の行動範囲は自宅から渋谷、恵比寿、目黒を結んだ範囲を超えることはない。というか、それ以外の町へ行った記憶がないというのがホントのところ。学芸大学さえ、至近距離なのに、足を運んでいない。そんな行動範囲で、世間というものをつかもうとしている。


しかし、映画を見ていると、世界各地へ旅をしているような気分になり、例えばクリント・イーストウッド監督の作品『ヒアアフター』を見ているとアメリカ(サンフランシスコ)、、フランス(パリ)、イギリス(ロンドン)に登場する3人のドラマが同時進行で進み、最後にロンドンで3人が遭遇する、少なくとも3つの文化圏の物語を追ううちに3都市を旅した、ずいぶんマイレージを稼いだな、そういう気分、わかりますよね。


だから、映画見ている限り、世田谷の隅っこに引きこもっている感じ、全然しないんです。振り返れば、去年はずいぶん旅をしたな、南極だって行ったからね、アイルランドにもずいぶん肩入れしたな、スペインのカタルニア問題も世界史で習って以来、久しぶりに、ブルボン王朝という語句も思い出したし。


今年も冒頭のルーティンエリアから脱出できるのは、春が来て、5月の連休を前にしたあたりを目標にはしていますがね、ああ、そうだ、後2ヶ月もすれば桜が咲き始める、で、いつものように、桜が散っていく、そういうのを見られる、んだね。昨日からの気象予報士の常套句、「明日は4月上旬、桜が咲く季節と同様の気温となります」ってのをさんざん聞かされてどこかさめる気分がわいてきたので、したためてみました。